今年も酒林作りが始まりました
2016.10.26
昨年よりいち早く、新酒の季節の到来を告げる風物詩の酒林(さかばやし)作りが始まりました。酒林とは、スギの葉を束ねて丸くボール状に刈り込んで作ったもので、「杉玉(すぎだま・すぎたま)」とも呼ばれています。
白鹿では、杜氏や蔵人から伝え受け継いできた方法を継承していく為に、毎年社内で製作しています。
丹波の山から採取してきた約750kgの杉の葉を一定の長さに揃え、竹で編んだ球状のかごに束ねて挿していき、約3週間かけて複数の酒林を仕上げていきます。
完成したばかりの酒林は、杉の葉の香りとともに青々としていますが、次第に枯れて茶色くなってきます。この変化が新酒の熟成具合を物語っているというものなのです。
今回製作する酒林は、白鹿記念酒造博物館のほかに六光蔵など当社の各施設にも吊るされますが、中でも一番大きいものは、白鹿記念酒造博物館の入口に吊るされ、重さ約100kg近くの大きな杉玉になります。
いつでも皆様にご覧いただくことができますので、お披露目までもう少しお待ちください。
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